seafieldschool’s blog

ニュージーランドのオークランドにある語学学校Seafield School of English

日本人に認められたインタープリタービザの秘密

さて本日も2回目でございます。

こんど職業欄に執筆活動も入れとこうかな・・・
雑筆独り言ライターとして・・・

さてそれではワーク(就労)ビザについてです。

まず一番最初に触れたいのですがニュージーランドには

日本人のためだけワーク(就労)ビザがあるのをご存知ですか?

すごいですよね?NZという外国で日本人だけに認められているビザ。

そんなものが存在するんです。

これはインタープリタービザと呼ばれるもので大使館の説明を抜粋すると

ニュージーランドの観光産業関係の会社で仕事をされる方で、その職種が日本人観光客の通訳を兼任する仕事であれば Japanese Interpreter's Policyのもとで就労ビザの審査をすることが出来ます。この制度はニュージーランド国内で適任者が見つからない場合、 3年間の範囲で日本から適任者を雇用することが出来るものです。観光産業関係の会社の中にはホテル、土産物店、レストラン、旅行会社が含まれます。 又 tour guide,tour escort の仕事もこの中に含まれます。

となります。

つまり観光関係の仕事で日本語と英語を使いながらサービス業に従事しようと

している方に有利なビザなんですね。

どこの国でもそうですけど基本的に国は国民(市民・永住者)を
優先して雇用するというスタンダードがあります。

ですがこのビザの分野は日本人観光客を相手にする仕事なら

優先的にビザを出します(と口に出してはいわないものの)とも取れます。

その代わり沢山の日本人観光客をNZに呼んで下さいねって訳です。

そして例えばホテルのサービス業でビザを取った人が

営業セクションに移動になったからといってビザが取り消されることも

ありません。(私が知る限り)ビザ申請時にどのような仕事をするかが

問われるのですね。

ただ会社自体を変えてしまった場合はビザの切り替えをしなければ

なりませんが・・・

そしてこのビザは2年から最近3年の発行に延長されました。

やっぱり日本人観光客は本当にWELCOMEなんですね。

じゃあこのビザの申請の方法ですがこちらは普通の(ジェネラル)

ワークビザとほとんど同じです。

まず雇用主からこの人を雇いますと書かれた(ジョブオファー)という

ものを書いてもらい契約書も作成します。そしてワークビザの申請用紙も

記入し健康診断などの必要書類も揃えます。

そしてどちらのビザも他に(ニュージーランド人の)候補者がいなかったことを

証明する為に新聞などに2回求人広告を打ちます。

まあこれは雇用主が料金を払うか自分になるかは交渉でしょうね。

それで晴れて?誰もいなかったとなると

じゃあ外国人だけど仕事してもらおうか

となる訳です。

あとはインタープリタービザの場合文字通り通訳業務も必要なので

英語力の証明ができる書類も必要になります。

Intermediate(中級以上)と基準がありますので語学学校の

証明書だったり、IELTSであったり(TOEICが通用するかは?)

の証明書が要ります。

そして普通の(ジェネラル)ワークビザとインタープリタービザの

違いは申請場所でしょう。

もちろんそちらもNZ国内でも申請できますが

はっきり言ってNZの移民局は忙しいのか人手不足なのか

返答は遅いし間違いも結構あります。

ですがインタープリタービザの場合日本に帰国して申請した場合

書類に不備がなければ早い人だと申請から2週間くらいでもらえるのです。

ですのでインタープリタービザの場合帰国して申請する方のほうが

早いですね。

 

これからもっともっと沢山の日本人がニュージーランドに訪れ

この国を気に入ってワークビザを取得し一緒にお仕事が出来るのを

楽しみにしております。

さて今日はこれからKIWIの家でパーティです。

英語だけのパーティは結構疲れるのですが

滑らかに喋れるように??一杯引っ掛けて行きます・・か??

DAISUKE