seafieldschool’s blog

ニュージーランドのオークランドにある語学学校Seafield School of English

サービス業って難しいですね

帰ってくるなり貿易サポートのお客様と長期留学の

学生さんが入国してバタバタの帰国1週目でしたが

今日で大分落ち着いてきました。

昨日はその貿易のお客様とBUZZYBEEのサプライヤー

とボーンカービングと呼ばれるアクセサリーのサプライヤー

に会ってオーダーや勉強会などを1日中しておりました。

あっという間の1週間でした。

なんか日本にいたことも夢物語みたいな感じです。

本当に日本に行っていたのか???

ええ間違いなく行っていたのです。

UPしてなかったその夢の国?での出来事についてしばらく

書いてみます。


まず日本に着いた次の日の朝から早速挙式、食事会

そして友人とのパーティーの打ち合わせに付きっ切りです。

最初に奥様のドレスを決める為にその事務所に・・・・

よくTVなんかでもやってるカーテン越しに新婦がウェディングドレスを

来て新郎がカーテンが開いた瞬間にウットリ??ってやつです。

dress.jpg
鏡越しに冷やかしている人がいますね(笑)


だけどカーテン越しに聞こえる会話とは

「うわっ・・・キツイ・・・肉が・・・ヤバイ」

とか

「えっ、こんな下着着るんですか?」

とかそんなセリフです。

どんなリアクションすればいいんでしょう!!

(注:奥様の名誉のために・・・無理に小さいの着たんです。
頑張って痩せていきましたから・・・・正月挟んだのは誤算でしたが(苦笑)

まあそれでも5着くらいきて決まったので早い方なんでしょうね・・・

人によっては100着以上着る人もいるそうですもんね。

最初の頃は売れっ子のお笑いの舞台を待ってる観客の気持ちで

カーテンが開くのを待ってられるでしょうけどそんなに着られたら

地方周りの営業をしている素人芸人さんを待つ心境でしょう・・・・

自分にいたっては2着ほど着て30分も掛からないで決めました。

男なんて式では所詮助役ですから・・・・

そこのスタッフの方を今回仕切ってくれた方や食事会の

レストランの担当の方はNZからメールでのみのやり取りに

拘わらずすごく色々理解してくれている上に

気も利く方でやっぱ日本のサービス業はすごいなあと

感動すら覚えました。ちゃんと2手3手先まで読んでここはどうしますか?

って聞いて進めてくれるのが安心できました。

ところが・・・・・

友人のパーティ(披露宴はやらないので2次会ではなく1.5次会という
中田元選手が好みそうなシステム?)であった会場の責任者の方には・・・・・・・

もう開いた口が塞がらないとは正にこういうことを言うんだろう

と思わせる人でした。

悪い人ではなかったんですよ・・・

たぶんいい人なんだと思います。

ただ・・・・二次会やパーティを仕切ることをうたっているレストランなら

もう少し色々勉強してもらいたいというのが本音です。


この日はパーティで流す自分達が作ったスライドがうまく流れるかを

チェックをしにいったのですけどまず

「PCをモニターへのつなぐ方法は分かりますか?」

と聞き・・・ではなくてその方に聞かれたのです!!

えっ??・・・・・

それを調べるためにきたのですけど?
僕らが知らないといけないんですか?
会場の設備はここのものですよね?

全然PCに詳しくないみたいです・・・・

いいんですけどそれなら分かる人連れてきてもらいたいのですが・・・

そして映像と音楽は同じコードではつながらないので

音と映像を別々にしなければいけませんと言われました・・・

ええー!!・・・・そうなんですかあ!!

・・・・まあそれは仕方がない・・・CDに音だけ別に取って

同時に流すことで対応するしかないなと思っていたら・・・・

「ちょっと待ってください・・・いいコードがあるかもしれません」

と言われたのですけどさすがに疑わしいと思った僕は

「たぶんステレオにつなぐ赤・白・黄(TVなどにつなげる)の

3又のコードとPCにつなぐ口を持ったコードが必要なんだと思います」

というと「分かりました」と言って奥に消えていきます。

大丈夫かなあ・・・・・・

そしてその方が持ってきたのは3又と3又のコード・・・・

えっ、最近の日本のPCは3又の出力コードもつなげられる機能も

ついてるの?と思ってやっぱすごいなあと思っていたら

その3又のひとつをイヤホン用の小さい穴に入れようとしています。


僕:「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

奥様:「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」



無理ですから!!


分からないのは仕方がないですけどなんで分かる人用意してくれなかった

のかがどうも残念です。

仕方がないので自分でモニターへの接続から音の問題も考えて

こうしたいのでこういうものを用意しておいて下さいと指示する

ことになりました。

しかも後日本番当日のセッティングに現れたスタッフの話では

コード1本で音楽も流れるということが判明しました。

音と映像の調整のために式の前の晩まで時間が掛かったのに・・・・

もーーーー!!!!


うーん・・・・すごいサービス業の違いです。

痒いところまで手が届くサービスと

痒くなかったところまで痒くなってしまうサービス。

 

とりあえずキンカンを買って帰ろうと思いました!?


つづく

DAISUKE