seafieldschool’s blog

ニュージーランドのオークランドにある語学学校Seafield School of English

ニュージーランドの原住民のマオリとWaitangi day

今日はWaitangi dayと呼ばれる祝日です。

日本に比べて祝日が圧倒的に少ないニュージーランド
2週連続祝日があるなんてとても珍しいんです。

まあその分、個人で取れるHOLIDAYも多く皆さんしっかり取りますけど・・・

簡単に言えば今日は原住民であったマオリと英国が条約を結んだ日なんです。

俺たち(英国)は侵略国じゃなく共存したいんだよ、マイト!!ってマオリに持ち込んで
条約を結んだ日なのです。

そしてその後「土地」という価値観をもたらしたのもこの英国人だったようです。
それまでのマオリ族にそのような概念はなくて

「俺んちはだいたいこの辺あたりに住むわさー」
「OK,わしんとこはあの鳥がいるところまでにするわー」

・・・・・・・・鳥って飛ぶんですけど??

「Hey, Bro!! まあ細かいこと気にすんな、そしたらあの木陰まででいいべさー」

・・・・・・・影も日の傾きと共に長さが変わるんですけど??

というアバウトさだったそうです。・・・ホントか??

そんなアバウトさだった土地も今ではオークランド辺りはえらい上がりようです。

まったく家だって10年前だったら為替もあって今の半値以下で買えたでしょうね。


とにかく、そこに白人たちがやってきて土地を区切ってここからここまでは
オレの土地だという風に決めていったのですね。

色々な国が色々な国を侵略していきましたが今日までこんなにも原住民が
優遇されている国もなかなかないんじゃないかと思います。

マオリってだけで国からお金貰えたりもするんですから・・・

別にマオリがどうこうとは言わないですが少し過保護過ぎるのでは?
とも思ってしまう部分もあるのは確かです。
働かないで手当てで生きていける人もいるくらいです。
この問題は国会でも何度も話し合われたりしているようですが。

そういう意味では外国からの観光客や・労働者は税金が結構取られて
国の恩恵を受けられていないのでもったいないですね。
こういうところにもお金は動いている訳ですから。
永住権(=恩恵を受けられる権利)がないともったいないですね。

でもお隣のオーストラリアは原住民のアボリジニーがどんどん北の僻地に
追いやられているような国なのにこれだけ原住民(マオリ)の文化が認められている国もなかなかないですね。

税金の問題はともあれ、そういう風に原住民を尊敬して扱い、広く
観光客にもこの国の大切な文化として紹介していこうとする
国の姿勢が自分は結構気に入っています。

Kia Ora Bro!!!

あっ、本日のガーデニング・・・・とは言えないので
庭いじり日記を書こうとしていたのにまたも脱線・・・

vege.jpg

この話は次回です。


DAISUKE