seafieldschool’s blog

ニュージーランドのオークランドにある語学学校Seafield School of English

ニュージーランドからのはちみつ(マヌカハニー)輸出手続

こんにちは。

昨日のMEETINGは健康食品に関する提案でした。

今までやったことのないスタイルのビジネスで即答は

しなかったのですがそれから色々調べて興味深い点もあって

とりあえずサンプルを購入してから導入を検討しようと思います。

それから以前お付き合いのあった日本のお客様から

はちみつや美容・コスメに関する正規輸入の依頼が入りました。

この正規輸入というのが曲者でしてWEBショッピングなどで

個人輸入という形で売買する場合は日本の規制の適応外になるのですが

ある商品を本格的に大量に日本に輸入する場合は規制もありますし

税関審査もありますし・・・つまり関税がかかります。

この審査用に揃える書類や事前検査が色々と手間が掛かるのです。

ただビジネスを大きくしようと思ったらいつかは通らないといけない道

ですので正に最近は本格的に乗り出していくところでした。

実際にはちみつの輸出に関しては既に正規の手続きを踏んだ

輸出を経験しました。

これは前回もお話した顧客第一号様のご協力もあって

思ったよりは複雑な作業ではありませんでした。
(あくまでもこちら側で用意する部分においてですが・・・)

日本の輸入手続はそれで大変だったと思いますが・・・

Aさんお疲れさまでした!!

そんなこともあって今日ははちみつ輸出に関する

お話です。

 


 

まずはちみつを輸出するのにはニュージーランドの

犬の輸出(http://nztravellife.blog.shinobi.jp/Category/5/

の際にも出てきたNZMAF(NZ農林省)に登録されていて

リスクマネージメントプランなどを提出し検査をパスしている

はちみつのサプライヤーを探さなければなりません。

ここでいうサプライヤーは実際にはちみつを収集する人

よくTVで防護服きて採取している人いますよね。

もう隙間からとか入るの想像すると怖いです・・・(汗)

蜂にしても逃げ場がないのでもう刺すしかないのでは??

とにかく彼らをBEEKEEPERと言います・・・・

ではなく・・・・彼らの話じゃありませんでした。(失礼)

採取・管理などを行う実際の供給者を指します。

bee2.jpg

 

そして大きく分けるとこちらから事前提出する書類は2つです。

ひとつはご存知成分表です。

これはどの食べ物でも同じなのですが内容物が100%

はちみつなので(添加物がない場合)

天然100%のはちみつでNZFSA(NZ FOOD SAFETY AUTHORITY)

のスタンダード基準に達していますという内容の文章を

サプライヤーのレターヘッド・サイン入りで作ってもらいました。

そしてもうひとつがそのはちみつの工程についての

詳細説明なのですがこれが日本政府側から色々聞かれて

その都度サプライヤーに書類を作ってもらいました。

簡単に書くとハチミツ採集ー遠心分離ーろ過ー精製ー瓶詰め

の工程が書かれていて更にいつ・どこで採取されたものかに

ついても聞かれました。

そんなこんなで事前の書類の提出は終わりました。

そこまで来たら実際の出荷日を決めて実際に乗せる

飛行機の予約が取れた時点でサプライヤーに

NZMAFF証明書というのを申請してもらいます。

これは出荷の度に申請する必要があります。

ここまでがNZを出るまで(私の範疇)なのですが

日本では厚生労働省から抗生物質の

検査を実施するよう指導があったそうです。

検査の日数が約1週間ほどだそうです。

なかなか大変ですね・・・・・

そうしてようやくニュージーランドから日本で

売ることができるはちみつが届くのでした。

さて今日は私がWEBの営業を担当をしている例の?
(ニュース発信してるところです)

忘年会に行って参ります。

まだあったこともいないスタッフもいるので

楽しみです。

では、良い週末をー!!

DAISUKE