ニュージーランドで家を購入するには・・・2
昨日は朝から快晴でPOKEYの散歩に出た後
すぐにクロアチア人主催(?)の近くのサッカーに行ってきました。
海の目の前に芝生の公園があり毎週そこで草サッカーをやっているのです。
ここで驚きなのは10代、20代らしきプレーヤーはほとんどいないで
おなかのプックリ出た中年からなんと60過ぎのプレーヤーまでも参加しているところです。
だけど元プロだった人もいるらしくそんなお爺ちゃんもボール捌きは確かですし
キックフェイントとかも入れてくるのです。
一度スッとかわされてしまいニヤッとされました。
まるで「大人には大人のサッカーがあるのだよ、若人よ・・・・」
といった微笑みです。
失礼いたしました!!!
そしてなんと言っても負けず嫌い集団で遊びなのに点数とか真剣にカウントしていて
間違えると口論したりしています。
「2-0だろ」とか「イヤっ、2-1だろ」とか・・・(苦笑)
スゴイ・・・・・
素敵ですおじいちゃん。
素敵です、こんな環境があるニュージーランド。
自分も何歳になってもこうしてサッカーやってたいなあと思う
快晴の日曜日でした。
こんな暮らしがいつまでも続きますように・・・・
さて前回脱線してしまった家の購入についての続きです。
GLENDOWIEというオークランドシティの中心から海沿いに東に20-30分ほどの
距離にあるところに素敵な物件を見つけました。
まず家を探す際にその地区の目安にもなるEROレポート(エロではありません!?
どんなレポートを想像してるんですか!!)
という政府が行う各地域の公立小・中学校、高校を査定するレポートがあります。
これにより各学校は施設から教育内容まで全てチェックされ10段階の評価をされます。
そしてその数が高ければ高いほど内容が良く地域の治安なども良い基準とされています。
その分学校に支払うドネーション(寄付金)は高くなり黙っていても裕福な家庭が集まる
地域には良い学校が揃っているという図式が出来上がります。
ですが実際にはその数字が高ければそれだけ治安がいいかというのは必ずしも
正しくなくそういうRICHエリアには当然盗難件数の数も増えるということも起こっています。
事実、高級住宅地が並ぶREMUERAは最も盗難届けの件数が多い地域のひとつでもあります。
まあそういうこともありまして私たちはその査定も気にしつつ実際のロケーションにも
注目してみてその物件が気にいったのです。
その家を見終わった次の週には周辺の良い査定を受けている学校に子どもができたらこの学校に通えるのかどうかを
確認していました。
あっ・・・・書いてませんでしたが私はこの5月に結婚して奥様がいます。
実はこの1月に日本に帰ってまだやっていなかった挙式を行う予定だったので
その時に色々書こうと思っていたのですが
なんか不自然な文面も出てきた(例えば一人で家を買ったり、子どものことを考えたりしない)ので
ここに書いておきます。
(いつになったら私の話が出てくるのよ!!と奥様から脅されていたことも・・・・・イテッ。・・・・
ご依頼を承っていたこともありましたし。・・・・・いやあ劇的な登場を演出したかっただけですって・・・・)
話がまたそれました。
そしてその地域を調べると評価は7~10だったのでこれは問題ないでしょうという結論に達しました。
そしてその物件のエージェント、マイケル氏からOPENHOMEの次の月曜日に電話が入ったわけです。
まずは興味があるけど一度夜に回りも含めてもう一度家を見たいので
そのセッティングをお願いしますと話しました。
そしてその日には奥様の元ホームステイマザーで家事情に詳しいディアナも
呼んで家と条件もチェックしてもらいました。
この家は年配の女性がひとりで暮らしていたらしく既に家は空で外から
懐中電灯でヒビがないかや構造などをチェックしていました。
一通り見終わりエージェントのマイケルにも色々聞いて「いいじゃない!!」と
太鼓判をもらいました。
「だけどあまりいい顔したらエージェントもその気になるのであまりその気にさせないで
焦らして話をするのよ」とのアドバイスも忘れませんでした。
引越ししたてのリビング何もありません。段ボールでご飯です・・・・切ない。
そうして私たちはその数日後下記の提示をしました。
・まず先方が望む金額よりも50万ドル(約400万円)低い金額でオファーします。
実際は市が家を査定するCVという金額よりも低い金額を出してきましたが
予算の都合もあってそれよりも更に低い値段を提示しました。
・INSPECTION(業者による構造のチェック)を終えて満足できる結果が得られた場合。
(実際に修理する必要があればまた話し合い)
そう電話でマイケルに告げるともう夜の10時を回ろうという時間だったのにすぐに家に来て
条件が適った場合にのみ成立する仮オファーの書類を作りに行きたいとの
返答がありました。
私はインドアサッカーに行っていて家にいなかったので「ちょっと待って今日は無理」
というとじゃあWIFEは家にいるのか?というので
「待て、待てそんな慌てて話を進めなくてもいいから明日また出直してください」
というとしぶしぶ電話を切りました。
なんなんだー・・・このガッツキ具合は・・・
彼はロシアからの移民でこの営業スタイルはロシア流といったところなんでしょうか・・・
そしてこんな夜中の突撃訪問(ロシアン・チョップ)がこれからも続くことになるのでした。
それに立ち向かう日本人夫婦の戦いは次回に続きます。
DAISUKE