seafieldschool’s blog

ニュージーランドのオークランドにある語学学校Seafield School of English

優しい気持ちと切ない大人の恋を味わえる映画

今日で4日間のイースター休暇も終わりました。

土曜の深夜に夏時間も終わり日本との時差が4時間から3時間に変わりました。

ほんっと・・・何もせず・・・DVD観て、ネット(しながら筋トレ)して
シェイプボクシングして・・・そして酒飲んで(笑)

でも前回書いたように最近ちょっと調べ物があって忙しいのですが・・・
煮詰まって久しぶりに映画(DVD)を見ようと思いました。

我が家にはそれこそ色々なジャンルのものを含め数百枚のDVDがありますが
久しぶりにロバートレッドフォードの横顔がみたくなった。

この人、役者+監督って意味で言うと僕のNO.1

特に監督業っていうか・・・テーマが沁みて来ます。



*************ココから********************

「モンタナの風に吹かれて」

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ロバートレッドフォードの監督作品は
どれも人間の哀愁が漂っていて好きですけど
この作品はその中でも1番ですね。

物語は今は大物女優になったスカーレット・ヨハンソン
(ロスト・イン・トランスレーションでの日本人の描かれ方には??で
監督は公言してる程本当に日本好きなのか?と思いましたが)
が落馬して片足を失くし
その馬と娘を立ち直らせようとする
キャリア・ママが馬の声を聞ける
「ホースウィスパラー(英題です)」
のロバートレッドフォードを頼って
モンタナまで出掛けることで展開を始めます。

このキャリア・ママがいかにも仕事を
テキパキこなすマイペースぶりで
あまりお近づきになりたくないタイプ
だったんですがこのロバートレッドフォード
とモンタナの自然に触れる内に娘や
馬だけでなくママも癒されて柔和な顔に
なっていくのです。

そしていつしかその癒しはロバートレッドフォードに対する恋心にも変わって・・・

ここに登場する旦那役のサムニールも
懐の広い男を演じています。

この映画はよくマディソン郡の橋に
例えられますけど自分は全く別物だと思っています。

あの映画は結局男と女の心情の部分が強くて
正直、当人たちはそれでも熱かった昔の恋として
自分の中で想っていても勝手だけど
その(父親とは別に心に想っていた)事を
自分の子供たちに言うなんて???でした。

お父さんの立場は??

自分がその子供だったら感動なんてしないし
そんな話は自分の中だけで留めて下さいよと
想うしなんか受け入れられなかったです。

あれっ、脱線してきた。・・・戻ります。

そういう意味ではこの「モンタナ~」は男と女の
ドラマも魅せつつ最後には人とは
家族とはという部分まで降りていっている
分最後まで心地よく観れました。

雄大な自然や音楽も物語を盛り上げました。

ラストシーンもその前のロバートレッドフォードの
表情も最高に好きですね。

ロバート・レッドフォードが描く
人間像はいつも静かな中に人の
温かさや強さが描かれていて
とても心地よいです。

とにかく見終わった後ああいい映画観たなあ
と素直に思える作品です。