seafieldschool’s blog

ニュージーランドのオークランドにある語学学校Seafield School of English

英語を学ぶ目的は?

改めて「実際の留学」というものを考えてみるシリーズ・・・。

英語(など外国語)を学ぶという点においては

昔から言われていた事だけど

英語の学習なんて日本でも出来る。

今やSKYPEでワンツーマンで受けられる授業もある。

最近ではフィリピン留学なんていうのも人気があるようですね。

どれも英語を学ぶという観点においては現在の流れなんだと思います。

だけど・・・

僕は常々思っているのですが

「英語を学ぶ目的は何?」

ってところなんです。

受験に必要だから。

就職に有利だから。

海外旅行を楽しめるように。

話せないとこれから困るから。

(そう思う危機感がある人は賢明ですねー^^)

まぁ他にも色々とあると思うのですが・・・

NZの教育業界に長くいて色々な国の

生徒たちを見ていて思うのは

日本の(恐らくお隣韓国も)英語に対する崇拝意識は

ちょっと他の国の生徒に比べると異質ですね。・・・

なんだか「学問色」としての英語が強いと言うか・・・

特に韓国は昔から英語を極めたいという意識が働いて

NZに来てからも

1.一般英語

2.IELTSコース(イギリス系のテスト対策コース)

3.最後にTESOLコース(英語を教えられる資格でのコース)を受ける

というテッパンの流れがあります。・・・

そしてその流れが日本の生徒さんにもやっぱりありますね・・・。

いや、もちろん英語を本気で学ぼうとする

貴重な時間ですから悪い事ではないんですけど・・・。

そういう学問(脅迫!?)意識が強いのもあってか

こっち(NZ)の現地採用の面接をしていると

「英語力を伸ばせると思ってこの職場に応募しました」

と言われる方の実に多い事・・・いやホントに・・・

でもこれ言ってしまうと本末転倒ですよね(苦笑)

企業は個人の英語力を伸ばすために人を

雇いたいわけではないですし

本来英語力も含まれて面接してるので

これからワーホリや学生さんで

就職活動をしようとする人は

例え

「ああ、この職場には外国人多いから活きた英語学べるな」

LUCKY!!

と思ってもそれを口にする必要はないと思いますね^^

そして僕は

学問としての英語=失敗が出来ない=話すのに間違うか気になって躊躇する。

という傾向を変えないと本来根柢にあるコミュニケーションツールとしての

英語という方向になかなかならないと思うので

一番最初のステップとして

失敗しても良いという環境を作る

それがとても重要だと感じています。

この失敗に関する感覚って

長年日本人をしてると難しいですけどね(苦笑)

僕自身もやはり最初のオーストラリアで英語が合ってるか気になる時期が

ちょっとだけ^^ありましたが皆で飲んでワイワイ飲んでいる内に

その壁は取り除かれました。

後々高くつきましたけどね(苦笑)

でもこんな素晴らしい時代でした^^

オーストラリア・ブログ ~飲んで英語に慣れる~

という事で・・・

冒頭に戻りますが

「英語を学ぶ目的は何?」

ってところですね。

留学(ワーホリ含む)をするかしないかは

実はそこが大きく関わってくると思います。

つづく