seafieldschool’s blog

ニュージーランドのオークランドにある語学学校Seafield School of English

ニューカレドニア珍道中完結編/心臓の弱い方ご注意。

3日目

朝市(マルシェというらしい)が良いということで前もって予定を入れてたらしく
朝早く起して頂き命の泉の残り香を確認しながら起きる。

今度はちゃんとバスが来て10分そこそこで市内中心地にあるマルシェに着きました。

中では朝市らしく新鮮な野菜、果物魚なんかが並ばれていました。
その中のスタンド(立ち食い式?)のカフェでクロワッサンとデニッシュとコーヒーを頂く。

く・・・クロワッサンもヤバい・・・・なにこの旨さ?!
サクサクでバターの風味の加減も最高。

ここへきてまたパンの美味しい国とインプットされました。
それで違うお店でもやっぱりパンを買って帰ろうということになり動いてみると・・・・


なんじゃこりゃ?!

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痛みのショコラ?

成長?!



どんな謎かけですか?!



70frs(=ほぼ円と同じ)でこんな美味しいものを痛み分けしてるショコラ?

・・・・そして食べ過ぎると横に「成長」するから気を付けな!・・・・ですか?!



そんな慈悲と警告が含めれた深いパン・パンなのでしょうか?!


なんかスッゴイ食べるのが罪深い気がして参りました・・・・




その後ホテルに戻ってもまだ9時前でしばらく待ってから水族館に出かけ
更に海やプールに入りました。

前の日よりも天気が良かったけどやっぱりまだプールは寒すぎでした。


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そしてやはり同じように夜も過ごし僕は命の・・・・もう分かったわ!!
ドライジン・コークを飲みながら本を読んでいました。

まっかちんも目が覚めたらしく少し話をしていました。
時計は午前2時を回っていたでしょうか・・・

そして・・・・


ガラガラガッシャーン!!!!


上の階でガラスだか鏡だかが割れたような大きな音!!。
うちの部屋は8階で真上から聞こえた気がしました。

(これは何かがあったかも?)と思いすぐさまレセプションに電話を入れました。

ただ初日から気付いていましたがこのホテルびっくりするくらい
英語が通用しない人が多く説明にも相当時間が掛かりようやく

「セキュリティーを送る」と言われて切りました。


窓から顔を出して上を見てみますがよく分かりません。


そうこうしている内に窓からPOLICEの車がホテルの海側に到着したのが見えました。
そして懐中電灯をかざして何かを探しています。

この時点では「今日窓に干していて飛ばされたざりがにくんの靴下でも探してるのかもよ?」
なんて言ってたまっかちん。


だけど更に時間が経つにつれその捜索の数は10人ほどになり
強い発光灯で当たりを散策します。


「まさか・・・・さっきのは窓から飛び降りた音なんじゃ?!・・・」


どちらからともなくそんな不安がよぎりました。

そして「そういえば昼間、ざりがにくんとTHEOがプールに行ってる間に
上の部屋で体を壁にぶつけるような触れるような大きな音がしてた・・・」
とまっかちん。

トラブルで上から落とされた??!

「例の靴下のせいで(トラブルのあった人物?の)証拠品として
取調べ受けたりして・・・・」

とまっかちん・・・



あのなぁ・・・・・・悪い冗談ですぜ・・・



しかし数十分後、本当に僕らの部屋叩くのドアが強く叩かれました!!

WHO IS IT??と足をカクカクになりながら声を絞ると
(いや、心境的にはホントそんな気分でしたよ)


「POLICE!!」と声の主。



キタァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!



もう両足は生まれたての子牛に負けないくらいグラングランでした


そしてドアを開ける・・・

警官が2人、1人が僕らのドアの前に立ちもう一人はエレベーター側を警戒していました。

警官:「物音を聞いたと受付で聞いたんですが何時ごろですか?」
意外と流暢な英語でした・・・

僕:「たぶん今から1時間ほど前です・・・何があったんですか?」

警官:「上の階から人が飛び降りたか落とされたか・・・つまり9階から人が落ちたんだ」


うわーやっぱりか・・・・

その他にも何か気になったことはあるかというので
まっかちんが昼間の上の様子も話しました。

すると「なるほど・・・明日の朝でも一度署まで一緒に来てもらえませんか?」
とそのポリス

(え、なんで?やっぱ靴下?!)と一瞬だけ思い(苦笑)

「なんでですか?僕らただの観光客ですよ。明日は予定もあるし・・・」

というと「一応状況の調書を取らないと行けないので30分ほどで済みますし
行きも帰りも私が車で送りますので・・・
もし構わなければこれからでもいいのですが・・・」


朝の3時半くらいですよ・・・・。

でも翌日の朝に行って予定を変更するのも嫌だったので・・・
「分かりました。じゃあこれから行きます」と答えました。


「では他にも調べるので10分ほどで出れるように準備しておいてくれますか?」
といって消えて行く警官。


いやぁ・・・・・・なんて旅行だよ・・・・・・警察に連行されるかい!!・・・。(涙)


だけど10分経ってもドアが叩かれることもなく20分ほどすると
今度は電話が鳴りました。

「先ほどのポリスだけど・・・君に来てもらわなくてもなんとかなりそうだ。
落ちた人ね・・・まだ生きているんだよ。」

僕:「本当に?!9階から落ちて?!」

警官:「そうなんだ・・・協力ありがとう。そういうことだから
君たちは残りのニューカレドニアを楽しんでくれたまえ」

ガチャリ・・・・


・・・・・・・・

だけどその後も家宅捜査なのか、なんなのか
上でずっと足音が聞こえる状態・・・・



楽しめるかっ!!!


一応翌朝眠い目を擦りながら受付に行って
「昨日いったい何があったか話して下さい」
というもあいかわらずの英語・・・・

「アクシデントで君たちに心配はない・・」と言ってましたけど

「上の階にまだ誰か(その落ちた)人の知り合いとかステイしているの?」と聞くと
「それはない。今は誰もいない」

それだけ聞けてなんとか納得して部屋に戻りました。

どうやら落ちたのは部屋からではなくエレベーター前の海側の窓。
下にガラスの破片と痛々しい血痕が・・・。

なんで助かったかというとこの窓の下に各階に
隙間の空いた枠みたいのが張り出していました。

それでもけっこうのスペースだから僕らなんかじゃそのまま普通に落ちて
即死してしまうと思うけどたぶん体の大きな人だったのでしょう。

その枠にぶつかって壊れた部分も見えました。

だから枠や壁にぶつかって下まで落ちたのだろう。

結局事故なのか事件なのか今となってはもう知る由はないけど・・・

正にこの人にとって「天国に一番近い場所」になってしまったわけです。


あの高さから落ちて生きてるなんてスッゴイ運ですけどね。


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さてそんな寝不足の中本土からも見えるボートで
10分ほどの島、カナール島に行きました。

天気は晴れたり曇ったりで海はちょっと肌寒かったんだけど・・・・

シュノーケルをしてみて・・・・


な、なんじゃこりゃあー!!!!!

正にnemoの世界(その例えもどうだ?!)

ほんの10Mほど沖に行っただけなのに何十種類という魚の数。
サンゴの数々。

今までも色々な南の島でシュノーケリングってしたことありますが
こんなキレイで沢山の種類の魚を見たことがありませんでした!!

日の光を浴びて海中で泳ぎながら水族館みたい・・・と思いました。

1回まっかちんに交代して今度は僕がセオと一緒にビーチ。
(僕ちゃんあんなにプール好きなのにまだ海は昔ダディに
強引に入れられたトラウマがあるらしく断固拒否・苦笑)

帰ってきたまっかちんも初めは寒かったしおなかの
「おきあみちゃん」がびっくりするかもと心配してましたけど

興奮気味に「すごーーーい。沢山魚がいたぁー」と帰って来ました。

その後今度は僕が昼飯の残りのポテトを持って更にシュノーケル。

食べるかな?と半信半疑で手を差し出すと
物凄い勢いで何匹も寄って来ました。

しまいには体中を魚で囲まれ・・・・・


喰われるのかと思った・・・・・


後半は手渡しじゃなくポテトを水中に投げました。←びびりぃー



帰りのボートでも餌付けができてここではセオも魚を見れて大興奮。

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いやー・・・期待以上の良いアクティビティ。


水中にも天国はあるのね・・・・と思いましたです。


帰って夜は最後の晩餐ということでおフランスレストランに・・・

もうね・・・言葉がないッス・・・大抵、海外旅行の食事って雰囲気モノだから
ああ・・・あれが美味しかったって印象に残ってるところって少ない
(あ・イタリアは素晴らしかったけど)のですが

頼んだもの全てが美味美味・・・・

そして当たり前のように来るパンがまた・・・・なんなんでしょう?!素晴らしく美味しいです。


とれびや~ん!!!


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僕は普段パンにはほとんど興味がありませんがとにかくこの国はパンの国と認定しました。


ホテルに帰ってから「残すのはダメだ」という厳格な家に育ったので

冷蔵庫に入れてたビールとワインを全部残さずに片付けました。 エライエライ・・・・・


総括?!

いやぁ・・・・パンにつきますねぇ(笑)
ご飯党の僕がこんだけ食べ続けることができるなんて自分でも驚きでした。
そして安いし・・・・1本100円弱ですから・・・

そりゃあ痛みのショコラって掲げたくなるのもわかるわー(笑)

一方で空港からを含め、ホテル、スーパー、ショップ等いたる所に
日本語表記があるのはかなり驚きました。

それだけ日本人が来る・・・もしくは来てた・・・ということなんでしょうか?!

その割には日本語をしゃべる人も、そして英語をしゃべる人も少なかった気がしますが・・・・

やっぱりフランス系の人たちは自分たちの言語が一番美しいと思っているので
外国語を(しゃべれても)話さないというのは本当なのかもしれません・・・・・

いや、南国リゾートはそれではいかんでしょ?!(苦笑)

ただ単に閑散期で日本語を話すスタッフが必要とされてない時期なのかもしれませんが・・・

海やプールにはまだ少し肌寒いのでシーズンとしては
あと1・2ヶ月後のがビーチで楽しめそうです。

いやー・・・・色々ありましたが・・・・


海外旅行ってやっぱり楽しいですね!!それでは・・・さよなら、さよなら、さよなら・・・・・


長々と失礼いたしました。



・・・・昨日気付いたのですがページランクが2から3に上がってました。
こんな適当blogに・・・(汗)


今度はちゃんとnzに関係あることupします。