seafieldschool’s blog

ニュージーランドのオークランドにある語学学校Seafield School of English

就職難の日本に未来からのメッセージ?!

ちょっと前の話になってしまいますが昨年12月2週間ほど日本に帰国しました。

その間今回は留学代理店さんだけではなく旅行会社、英会話学校、専門学校
そして実際にNZに移住したいという方々とお話をする機会がありました。

そこでお話に出てくる今の日本人の学生さん像のお話を聞いていて

やっぱりそうかぁ・・・・と思わされるお話も結構ありました。

つまり以前書いたように(海外に行きたい「いいえ」が49%)
海外離れや内向き思考というか・・・今現在どうやって
就職するかということが最優先事項になっていて海外なんて考える余裕なんてないというもの。
(もちろん全ての人がという意味じゃなく現場の方が生徒さんと接して感じる意識として)

帰国中も大学生が就職出来ないってメディアでも毎日のように報道されていたし
実際に自分が今その立場ならきっと同じように仕事を得るために何をすればいいかで
頭が一杯になってるだろうなぁとも思います。

でももしもタイムマシーンなんてものがあって未来の国から
2011年の学生時代の自分に会いにくる事ができたら
2011の学生の自分に言いたい。(どんな話だよ?!)

「なんで皆と同じ方法で就職、生活しようと思うの?・・・ちょっと落ち着いて考えてみようぜ。
同じ境遇の人と(新卒者)同じ方法で競争しようと思うからそれだけ難しいんだよ。

それと僕は数十年先の未来から来たんだけど
その頃の日本は・・・・(あ・・・これは言うまい)・・・つまりね未来では働く場所も
仕事の内容も今までの日本とは随分変っているということだよ。

皆、漠然とそういう時代が来ると分かっているのに「今」という現実が最優先。
もちろんそうだろうね。

でもここでもう一度考えて欲しい。今必死に国内で就職するのもひとつ。

だけどそこで運よく就職できたとしてもその仕事の中でもどこかの時点で
日本という国を越えて外国と競争せざるを得ない日が来るんだよ。
それは残念ながら確実に起こる。

そしてそうなった時にどうする??

気付いた時には家族があってローンがあって自分のスキルを磨く時間を
取るのが大分難しくなってるかもしれない。

若くて荷物が少ない今だからできることがあるんだよ!!

あとは自分で考えたまえ・・・・」

・・・と言って未来の国に消えていく僕(・・・・・・ってだからどんな話だよっ)


でもね、本当に思います。

若い時にこそ日本の国以外で暮らし今までの(日本で通用した)常識を壊す経験をしてみる。
そして外から日本という国を見て、考えてみる。
外国人が日本という国をどう捉えているか感じてみる。

これがあるかないかだけでもその後日本に帰ってからも仕事にも役に立つことは
沢山あるというか・・・とても必要な経験だと思いますね。

(ま、僕は年齢的にも、この緩いNZ体質に慣れてしまったのもあり
日本では社会不適合になると思いますが・苦笑)

今年の僕のテーマはこうした若い人たちに日本の外から出来る事はないか?
そして追随してくるアジア各国にも負けない若い人たちを育成する応援はできないだろうか?

そんな風に思っています。

皮肉にも日本と言う国の一部が受け入れられずこうして外国にいるのに
外国に居るからこそ自分が日本人だとを強く意識するし「日本人をナメるなよ!!」
って気持ちも強くなっていきます。

若い人たちに本当に頑張ってもらいたいです。

ご意見はお気軽に!!


DAISUKE


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