seafieldschool’s blog

ニュージーランドのオークランドにある語学学校Seafield School of English

ニュージーランドで出産の選択

あはようございます。

最近、私の周りで旬な話題、
妊娠・出産。

ということで、今日はNZでの出産の仕組みをアップしてみたいと思います。

結構
長いですよ~。
お付き合い下さい。


ニュージーランドでは、どこで、誰のバックアップによって出産するか
ということを、自分で決めることができます。


選択肢としては、

・自宅で、独立した助産師(ミッドワイフ)によって

・私立または、小さな産科病院で、独立した助産師によって

・私立または、小さな産科病院で、GP(かかりつけの医者)と病院の助産師によって

・国立の総合病院で、独立した助産師さんによって

・国立の総合病院で、独立した助産師さんと、個人の産科医(スペシャリスト)によって

・国立の総合病院で、GP(かかりつけの医者)と病院の助産師によって

・国立の総合病院で、個人の産科医と病院の助産師によって

・国立の総合病院で、病院の産科医と、助産師によって



なんだか、箇条書きにすると、多すぎて頭がくらくらしますが、
要は、

LMC (ケアギバー)とよばれる、妊娠を通してのすべてのことを
面倒見てくれる人を、

助産師(ミッドワイフ)にするのか、
GP(かかりつけの医者)にするのか、
産科医(スペシャリスト)にするのか、
病院のチームにするのか

決めてしまえば、おのずと選択肢も狭まってきます。

そして、もし、自分の選択したLMC(ケアギバー)が気に入らなければ、
何度でも変わることも可能です(すごいですよねぇ~)


私が選択したのは、
国立の総合病院で、独立しているけれど、総合病院と連携している助産師(ミッドワイフ)と
病院の産科医(スペシャリスト)によって、出産するというものです。


そして、妊娠中の検診は

・独立した助産師(ミッドワイフ)の診療所か自宅
・GP(かかりつけの医者)のいる病院
・個人の産科医の診療所
・私立、国立の病院

で、受けられます。
どのLMC(ケアギバー)を選択したかによって、場所は変わってきます。


私の場合、助産師(ミッドワイフ)さんの自宅と我が家がとっても近かったため、
本来、彼女の診療所に行くべきでしたが、
彼女が、毎回、我が家に来て検診をしてくれるという
ことになり、ラッキーでした。


この検診についてですが、
助産師(ミッドワイフ)とGP(かかりつけの医者)での検診費用は
無料です。
が・・・
個人の産科医(スペシャリスト)に行った場合と
ニュージーランド国籍、永住権がない場合、
私立の病院を選択した場合と、
私立の検査室で検査を受けた場合などは、
有料になります。


そして、毎回の検診内容は、
尿検査、血圧、体重(痛いお言葉だ・・・)
胎児の心音、発育などを見てくれます。



私の場合、血糖値が高めだったので、
妊娠初期にした血液検査以外に、
糖尿病の有無を調べる
2回目の血液検査を行いましたが、それも全て無料でした。


これらを経て、
分娩に向かうわけですが、
この分娩に際しても、どんな分娩を選択するのか、誰が立ち会うのかなどを決めておく必要が
あるそうです。


・陣痛誘発剤を使用するのか
・無痛分娩(エピドゥリル)を選択するのか
・帝王切開をするのか


などなど、


私は、できる限り、ナチュラル出産をざりがにくんの立会いのもと、希望していますが、
痛みに耐えられるかどうかが最大の課題です。


そして、出産後については、

国立病院において、問題なく出産を終えた母子は、
バースケアという母子専門施設へ、産後4時間ほどでうつることになります。


もちろん、血圧が高め、出血が多いなどの問題が母子どちらかに少しでもある場合は、
そのまま病院に泊まり、母子ともにスペシャリストのケアを受けるわけですが、
なにもなければ、バースケアで母乳のやり方やお風呂の入れ方などをサポートしてもらい、
自宅に戻る準備をするわけです。
このバースケアも3泊までは、無料です。
(通常2人部屋で、個室を選択した場合、1日$300です)
どこかのホテルに泊まれちゃう料金ですねぇ~・・・


私立病院に関しては、出産も、産後ケアも有料だと聞いています。


また、自宅に戻ってから、どんなLMC(ケアギバー)を選択していたとしても、
助産師(ミッドワイフ)による、産後と新生児検診が
5回~10回行われます。
そして、生後6週間からの新生児検診からは、
GP(かかりつけの医者)によっておこなわれることになります。
また、プランケットと呼ばれる施設がいたる地域にあり、
そこで、プランケッとナースによるサポート、相談が受けられ、
サポートがしっかりしています。



ながながと書き連ねましたが、
以上が、ニュージーランドの出産環境です。

母子に優しい国、子育てをしやすい国というイメージがありません?


ニュージーランドいいとこですよ、1度体験しにきてみてくださいね。



昨日は1日雨でしたが、ざりがにくんとPOは、雨の中、散歩に出かけ、
1人と1匹、どっろどろでご帰宅されました。
たくさん遊んで帰ってきたらしく、
1人と1匹、仲良くおやすみ中ですZZZ
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SATOKO

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